マザーテレサハウスのボランティアに参加!
インドで有名な日本人宿サンタナゲストハウスのドミトリーで出会った人がマザーテレサのボランティアに2週間参加していて、ボランティアにちょっと興味があったので、もともとする予定はなかったがせっかくなのでさせていただくことに。
正直最初は興味半分でしかなかった。
たまたま同じドミトリーだった人と、もともと参加予定だった人と3人で参加させていただくことになった。
- いざ、マザーハウスへ!
朝の6時半に起きて7時からのミサ(簡単に言う所のキリスト教の行事)に参加。
ここで僕ら3人はいかに自分たちが生半可な気持ちで参加していたかに気付かされることになった。
そこにはたくさんのカトリック信者がいて本気でお祈りしていた。
↑ボランティアに参加する時に渡される物たち
自分たちも中途半端な気持ちで参加してはいけないと改めて心を入れ替えた。
7時半になるとボランティアの人々の朝食タイム!
さすがに朝食はみんな和やかな感じでした笑
8時になるとミーティングが始まり全員で歌を歌い、マザーテレサに捧げる言葉みたいなの(もちろん全くわからんけど、雰囲気がガチやから真面目に聞いてた)を読み上げて、それぞれのボランティアする場所に向けて出発!
ここで僕らが配当された場所は”カリガー”というところで、日本語では”死を待つ人の家”と呼ばれているらしい。
- カリガーでのボランティア活動
カリガーでボランティアをする人は約30名程度。国籍はほとんどがスペイン人って感じかな?俺が参加させてもらった日は特別日本人が多かったみたい。
いざ中に入ると、そこには自分が今までに見たことがない景色が広がっていた。
簡単にわかりやすく説明すると、老人ホームといったところだが、そんな簡単に説明できる場所ではなかった。
そこには元気そうで僕たちの仕事を手伝ってくれる人もいるが、火傷か何かで指を失っている人や、足がパンパンに張れていて血の汁みたいなのが出てる人や、ガリガリで僕らの体の半分ぐらいの細さの人もいて、中には知的障害みたいな人もいる。というかそっちのほうが大多数だ。
仕事内容についてはご飯を食べさせたり、洗濯、食器洗い、掃除、患者のニーズに答える(マッサージ、トイレなど)みたいな感じで基本的に介護の仕事だった。
今まで介護というものに携わったことがなかったので、すべてのことが初めてでとても苦労した。
- ボランティアを通して学んだこと
こんなに貴重な経験をすることはこれから先ほぼないと思うので、若い間に経験できてよかったと心から感じた。
マザーテレサという人物がどれほど偉大で尊敬に値する人であったかということがヒシヒシと伝わってきた。
インドという国は目まぐるしい程の発展をしている裏側で、マザーハウスというボランティアなしでは生きていけない人々がたくさんいる(発展と貧困は表裏一体)という現実を見た。
実際に僕が参加した前日にみんなの前で息を引き取った人がいたらしい。
もはやそれも日常茶飯事なのもしれない