【波乱万丈】京都☞東京 ヒッチハイク旅!【中編】
前編のあらすじ
期待と不安を胸に抱きながら人生初のヒッチハイクがスタート!
ここでヒッチハイクが意外と難しいことに気づくもなんとか名古屋方面に行くことが決まったが、なんと四日市JCTで方面間違えていることに気づく。
僕らが乗った方面は目的地が名古屋の人が大半だったのだ。
果たして東京方面に向かえるのか、、
中編
大山田PAはPAなだけあってSA程は大きくないにもかかわらず、ほかのヒッチハイクのライバルが2組ぐらいいるという、まさに需要と供給がつり合っていない状態だった。
ここで40分くらいダンボールをもちながら話しかけたりしていると、車の中から70代くらいのおじいちゃんが、
「名古屋ICまでなら行くよ」
と言われ名古屋ICを調べて見ると、東名道で東京に1本で行けるところなので喜んで乗せて頂くことにした。
車に乗りながら、
どこで下ろしてもらえるのだろう
と思っていると、そのおじいちゃんは高速を降りて高速の入口まで送ってくれた。
僕らは東京までならヒッチハイクはSAとかPAでするものだと思っていたので、本当に捕まるのか少し不安になったが、とりあえず立つしかないので、信号の手前で30分ほど立つことに!
みんな見てくれるんやけど、なかなか止まる気配がない、、
最後もう1回信号青になって無理やったら飯休憩しよ!
ってなったけど、最後の1回も止まってくれる車はない。
諦めようとしたその時、目の前に春日部ナンバーの車が信号待ちで止まっていてその車に話しかけて無理なら飯にすると決めて満を持して話しかけると、
「浜松まで行くから浜名湖SAまでなら乗せてあげるよ!」
と言って頂いてなんとか静岡入りは確定した!
浜名湖まで乗せて頂いた親子がこれまたすごい親子で、息子がこの前までサッカーでスペインに行っていたらしく、カンプ・ノウスタジアムに実際に行ったらしい。
息子だけではなく父親もすごい方で、ドイツの企業で働いているらしく、出張でドイツに行くことなど普通にあるらしい。
車の中でためになる話を聞きながら無事浜名湖SAに到着。
この時、時刻は16時前。
ここでご飯を食べて、すぐに再開!
浜名湖SAはめっちゃ広くて車も止まってたから、
ここはすぐに捕まえれる!
と思いながら東京方面行きの全部の車が通る出口付近で40分ほど立つも捕まる気配すらない。
2人バラバラに行動する作戦に出た。笑
それからまた時間が経ち、時刻は17時半。
心が曇り始めた頃に雨も降り始めた。
ライバルも増え始めて、最初は俺らだけやったのに4組くらい増えるし、しかも全員東京行き。
この日は静岡から東京にかけて大渋滞だったので、普通に東京に向かっても4時間程かかるのに、直接東京にも行ける保証などなく、しかも全くつかまらなかったので、今日中に東京に着くことは無理なんちゃうかとも思い始めた。
それでも諦めずに車と車の間をかいくぐり、ナンバーを見ながら出てきた人片っ端から声をかけてると、横浜ナンバーのおっちゃんが、
「東京には行けないけど、横浜までならいいよ」
といってくれて、海老名SA(神奈川)まで送ってもらうことになった!!
もうこの時ほんまに嬉しすぎて、ニヤニヤが止まらんかった。笑
捕まえた時には時刻は18時。
正直もうここから動かれへんのかとも思ったけどなんとか横浜手前まで行けることになった!
次回ヒッチハイク旅、完結。
- 海老名SAで奇跡が!
- 0時までに東京に入れることが出来るのか?!